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離婚の参考になる(?)情報を集めているつもりなのですが
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9月7日 毎日新聞 より抜粋

離婚で家族が離ればなれになる時。再婚して新たな家族を築く時。子どもにどう伝えたらいいのか。そんな課題をテーマにした翻訳絵本の出版が相次ぎ、注目されている。

「ココ、きみのせいじゃない」(太郎次郎エディタス社、1365円)は、家庭裁判所の家事調停委員が米作品を翻訳した。

こぐまのココは両親の離婚で戸惑いや悲しみ、怒りなど、さまざまな感情を経験する。しかし、父と母の家を行き来しながら、離婚を受け入れていく。ココを通し、子どもが離婚後の新生活や、自分の気持ちとの付き合い方を見つけられるように描かれている。

各ページには親向けのコーナーもある。子どもに離婚を告げる時▽子どもの感情をどう受け止めるか▽学校へ報告するタイミング--などについてアドバイスしている。

発行元には「役立った」という声が多数届き、各地の家裁でも活用されているという。

絵本「パパはジョニーっていうんだ」(BL出版、1260円)は少年ティムが離れて暮らす父と再会し、楽しいひとときを過ごす話。ティムは行く先々で会う人に「ぼくのパパだよ。ジョニーっていうんだ」と繰り返す。父への深い愛情と尊敬、それに応えようとする父の思いが伝わってくる。スウェーデン作品。

「ふたつの家の少女メーガン」(あすなろ書房、1260円)の主人公メーガンは6歳の女の子。両親が離婚を前提に別居中で、父母の家を行き来して暮らす。父、母、その恋人たちの行動が、子どもの目からクールに描かれている。米作品。

「ステップキンと7つの家族」(太郎次郎エディタス社、1785円)は、離婚や再婚による新生活に戸惑う子どもたちの物語。妖精たちが子どもの不安や痛みをくみ取り、小さな勇気を与えてくれる。大人向けガイド付きの米作品だ。

4811807138ココ、きみのせいじゃない―はなれてくらすことになるママとパパと子どものための絵本
ヴィッキー ランスキー Vicki Lansky Jane Prince
太郎次郎社エディタス 2004-04

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4776400464パパはジョニーっていうんだ
ボー・R. ホルムベルイ Bo R. Holmberg Eva Eriksson
BL出版 2004-01

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4751522833ふたつの家の少女メーガン
エリカ ジョング Erica Jong 木原 悦子
あすなろ書房 2005-10

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4811807197ステップキンと7つの家族―再婚と子どもをめぐる物語
ペギー ランプキン Peggy Lumpkin 中川 雅子
太郎次郎社エディタス 2006-05

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■■■


読みたいと思っていた絵本が、ここにズラリと紹介されていたので、思わず引用してしまいました。

以前、日本の家庭裁判所調査官たちの作った絵本をご紹介しましたが、やっぱり欧米特にアメリカは進んでます。

「離婚家庭の子どものケア」日本でももっと取り上げてほしい問題です。
何の罪もないのに、一番影響を受ける存在なのですから。

それにしても、絵本というのはグッドアイディアですね。
子どもは「こんなことを思っているのは自分だけじゃないんだ」って安心すると思います。
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「あなたの生活の中でストレスになっているものは何ですか?」というアンケートの一番は「夫のこと」だそうな。しかも「夫がいること自体がストレス」という答えがダントツの1位だって。ははは。

前段は事例とアドバイス、中段で自分のストレス体質をチェックして、最後は夫ストレス克服事例を読んでスッキリ。

特にストレス体質チェックはなかなか実用的かも。
夫婦それぞれの性格を「ガミガミ型」「世話焼き型」「ドライ型」「ほんぽう型」「従順型」の5パターンに分け、さらにすべての組み合わせについての傾向と対策もバッチリ。

もうこうなったら、私のタイプはこうで夫はこうだから仕方ない、と割り切るしかない!?
合わないもの無理したって疲れるだけ。
相手の性格を把握して、うまく操縦しちゃいましょう。

ちなみに私はガミガミ傾向ありのドライ型、合理的・現実的で冷たい人間、この辺はうなずけるけど、完璧主義者ではないなあ、うん、ぜったい。


夫よ、あなたがいちばんストレスです!
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村越 克子

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7月15日 毎日新聞 より抜粋

厚生労働省は来年4月からの厚生年金の離婚時分割を控え、離婚を検討している50歳以上の人を対象に今年10月以降、分割で支給額がどう変わるかの目安を伝えることを決めた。50歳未満の人にも離婚当事者双方の保険料納付記録などを示す。離婚しても生活していけるのか――などの判断材料となる情報を事前に伝えるのが目的だが、同省は「想定より少ない額のケースが大半だろう。慎重に考えてもらえれば」とも見ている。

04年の年金改正で、07年4月以降に離婚する人は夫婦で厚生年金を分割できるようになった。分割割合は「上限50%」で当事者間で決める。決まらない場合は裁判所で定める。

分割できるのは婚姻期間中(事実婚も含む)に払った保険料に見合う年金だが、あらかじめ分割される年金額が分からなければ、離婚に踏み切るのが難しい場合もある。このため、厚労省は10月から、ある程度年金支給見込み額が分かる50歳以上の人に対しては、離婚しない場合の満額と、分割した際の増減額の範囲を通知する。

同時に(1)分割対象期間(2)双方の保険料納付記録(3)分割割合の下限――なども提供、50歳未満でも受け取った情報を社会保険労務士らに示すことで、受け取る金額の目安が分かるようにする。

情報提供を希望する場合は10月以降、年金手帳や戸籍謄本などを社会保険事務所に持参し、申し込む。社会保険庁は、離婚後に情報提供を求めた人には元配偶者にも同じ情報を知らせるが、離婚前の人なら本人にしか提供しない。

■■■


私のサイトでも離婚時年金分割額の簡易試算はできますが、社会保険事務所がやった方がより正確な結果が出るでしょう。
年金の個人情報を持ってますから。

以前、分割試算をしたお客様の中に、「年金分割してもらえるであろう額を、財産分与に上乗せしてもらうための目安にする」とおっしゃった方がいらっしゃいました。
つまり、「年金分割が始まるまで待てない、すぐに離婚したい、でも近い将来に分割されるなら、その分上乗せしてもらいたい」というものです。

「思ったより分割額が少ない」ことを示して、離婚の抑止になれば、という思惑もあるようですが、どうなることやら。
「同居したまま夫婦の関係のみを解消し、子育ては共同で行う。生活費はもらっている」という「事実離婚状態」の作者が、自分の納得できる《離婚後》を探して取材した記録。

「親だけでなく、子どもたちにも話をききたい」と、離婚した親を持つ子どもへのインタビューもあって、これは大変興味深い。
子どもって、親が考えるよりずっとオトナ。

離婚後、日本は単独親権制度ですが、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリアなどでは共同親権・共同監護を選択できるそうな。
アメリカではほぼ100パーセント近くの子が、双方の親と何らかの接点を持ちつづけているとか。
日本は本当に遅れていると思う。
「離婚後も、子どものために親は協力し合う」という理念が、あたりまえの世の中になりますように。

離婚を考える方、特に子どものいる方は、たくさん関連書を読んだりして自分なりに勉強してほしい。
「離婚」によって子どもを「不幸」にしないように。


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「ミステリの女王」アガサ・クリスティが、メアリ・ウェストマコット名義でかいた普通小説。
そのなかでも最も自伝的色彩が濃いといわれているのがこの「未完の肖像」です。

クリスティを思わせる少女の幸せな子供時代から、やがて結婚し離婚するまでを、画家の目を通して描いています。

クリスティといえば、母の死と夫の不貞という二重の精神的ショックから「謎の失踪事件」を起こしたことでも有名ですが、この小説を読むとその真相が垣間見えるかも。

夢見がちで想像力豊かな妻と、どこまでも現実的な夫の、愛し合っているのに理解し合えない、些細なすれ違いの積み重ねがリアルです。
さすが、ストーリーテラー。


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