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離婚の参考になる(?)情報を集めているつもりなのですが
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アメリカの児童精神科医が書いた、離婚家庭の子どもをケアするための指南書。
小学生以下の子どもがいるならぜひ読んでほしい。
普通の育児書としても充分役立ちそうです。

「子どもにとって、親はこの世で一番大切な人です。たとえ両親が離婚しても、それは死ぬまで変わりません」
大好きなパパとママがいがみ合っているのを見るのは、とてもつらいですよね。

子どもの心の傷を深くしないための予防策から、子どもの示す反応別の対処法、親が言ってはいけないこと、とってはいけない行動、継親との生活まで、かなり細かく専門的に書かれているので、読みこなすのはなかなか大変ですが、それだけの価値はあると思います。

ただ、アメリカの話なので、日本には当てはまらない部分も多々あります。
この作者のような子どもの心の問題をケアできる専門家が、いったい日本に何人いるのでしょう。
これから増えていくとは思いますが、メンタルヘルスはまだまだ一般的ではありません。

それに「家のなかに銃があったら、今すぐ処分するべきです」なんて、コワすぎ・・・

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「同居したまま夫婦の関係のみを解消し、子育ては共同で行う。生活費はもらっている」という「事実離婚状態」の作者が、自分の納得できる《離婚後》を探して取材した記録。

「親だけでなく、子どもたちにも話をききたい」と、離婚した親を持つ子どもへのインタビューもあって、これは大変興味深い。
子どもって、親が考えるよりずっとオトナ。

離婚後、日本は単独親権制度ですが、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、オーストラリアなどでは共同親権・共同監護を選択できるそうな。
アメリカではほぼ100パーセント近くの子が、双方の親と何らかの接点を持ちつづけているとか。
日本は本当に遅れていると思う。
「離婚後も、子どものために親は協力し合う」という理念が、あたりまえの世の中になりますように。

離婚を考える方、特に子どものいる方は、たくさん関連書を読んだりして自分なりに勉強してほしい。
「離婚」によって子どもを「不幸」にしないように。


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